【スポーツの価値を探る】SFTアカデミー2024 参加者募集中(終了)

2024年12月27日

参加募集・ご協力

更新日:2025年3月13日


SFTアカデミー2024を開講いたします!

 

▶︎SFTアカデミー2024

スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)コンソーシアム事務局では、SFTコンソーシアム正会員を対象に、スポーツ国際交流・協力に関する国際的潮流、理論や好事例を学ぶ「SFTアカデミー」を開講いたします。

今回は、スポーツの「価値」や「特質」に焦点を当て、スポーツ国際交流・協力活動の最前線で活躍する研究者や実務家、アスリートをお招きし、スポーツと開発に関する国際的潮流や理論に関する講義や好事例、そしてスポーツの社会的価値を評価する方法を学びます。また、SFTコンソーシアム会員同士が事例を共有する共有会も予定しており、実際の現場での応用方法を学ぶことができます。この研修を通じて、スポーツの価値や特質を理解し、それらを適切に活用することで、成果を最大化するための知識や技術を習得することを目指します。

スポーツの力を最大限に引き出し、国際交流・協力活動において大きな成果を上げるための第一歩を踏み出しましょう。

皆様のご参加を心よりお待ちしております!

***

● 日程   2025年1月〜2025年3月の予定

● 回数   全8回の予定

● 時間   90分(第5・6回は、120分)

※第5回と第6回は連続講義です。
講師の時差の関係で、土曜日の朝に開催する予定ですが、連続講義のスケジュールについて皆様のご希望をお伺いし、参加者の希望が多い時間帯に開催いたします。

→ 参加の希望が多い3/1の9:00~13:00に連続で開催することにいたしました。

● 対象   SFTコンソーシアム正会員(正会員への入会申請済を含む)、その他主催者が招待した方

● 定員   各回30名程度

● 開講方法 オンライン(Zoom)

内容            スポーツ国際交流・協力活動に関する国際潮流や動向、マネジメント方法

● 言語   日本語

● 参加費  無料

● 申込   申し込み終了

申込期限 開催日の前日まで(1コマからの受講可、後からでも変更可。)

 

申し込み終了

 


<プログラム内容>

第1回:1月16日(木)18:00~19:30「スポーツと開発の国際的潮流と国内外の動向とは」

概要:スポーツと開発(Sport and Development)に関する基本的な概念や国内外の動向について学びます。具体的な事例を交えながら、スポーツの役割とその社会への影響を考えます。

登壇者:山平 芳美 氏(立命館大学 スポーツ健康科学部 准教授)

第2回:1月23日(木)18:00~19:30「スポーツの社会的価値:国内の事例から考える共創と連携によるスポーツを活用した社会課題解決」

概要:スポーツ団体と企業、行政、NPOなどの連携を通じて、スポーツを活用して社会課題解決に取り組んだ国内の具体例を交えながらスポーツの社会的価値について考察します。また、連携と共創の観点から、スポーツを活用して社会課題を解決するための方法を探ります。

登壇者:上井 雄太 氏(株式会社フューチャーセッションズ)

第3回:1月30日(木)18:00~19:30「アスリート×社会貢献。スポーツを通じた社会貢献の意義とスポーツの価値とは」

概要:スポーツ国際交流・協力活動を実践しているアスリートや、アスリートの社会貢献に精通する研究者をお招きし、具体的な事例を通じてスポーツが社会に与える影響やその価値について深く考察します。

登壇者:飯塚 翔太 選手(ミズノ オリンピアン メダリスト)、遠藤 華英 氏( 同志社大学 スポーツ健康科学部スポーツ健康科学科 助教)

第4回:2月6日(木)18:00~19:30「SFTC正会員 事例共有・情報交換会①」

概要:SFTC正会員が実践するスポーツ国際交流・協力活動の事例を共有し、成功事例や課題について議論します。実際の現場での応用方法を学びます。

第5回:3月1日(土)9:00~11:00「スポーツの社会的価値と評価:Social Return on Investment (SROI) 調査(1)概要及びその重要性」

概要:スポーツの社会的価値を評価する重要性と、スポーツのSROI(社会的投資収益率)調査の基本概念を学びます。評価方法の理解を深め、実践に役立てます。

登壇者:井上 雄平 氏 | 米国イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校教授(スポーツマネジメント領域)松尾 博一 氏 | 筑波大学 体育系 助教

第6回:3月1日(土)11:00~13:00「スポーツの社会的価値と評価:Social Return on Investment (SROI) 調査(2)手法と技術」

概要:SROI調査方法の具体的な手法とその応用について学びます。スポーツの社会的価値を定量的に評価するための技術を習得します。

登壇者:井上 雄平 氏 | 米国イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校教授(スポーツマネジメント領域)松尾 博一 氏 | 筑波大学 体育系 助教

▶ 第7回:3月6日(木)18:00~19:30「新たな時代におけるスポーツの可能性〜グローバル・国際という視点から」

概要:現代の国際情勢や社会課題を踏まえ、スポーツを取り巻く状況が変わる中、スポーツ、スポーツ国際交流・協力はどうあるべきか。
スポーツ・インテグリティを核としながら、スポーツを通じた国際交流・協力の在り方を考えるとともに、新たな時代におけるスポーツの役割と可能性を見つめ直します。

登壇者:勝田 隆 氏(東海大学 体育学部 特任教授)

第8回:3月13日(木)18:00~19:30「SFTC正会員 事例共有・情報交換会②」

概要:SFTC正会員が実践する事例を共有し、成功事例や課題について議論します。前回の共有会で得た知見を基に、さらに深い理解を目指します。


<登壇者紹介>

第1回:1月16日(木)「スポーツと開発の国際的潮流と国内外の動向とは」

山平 芳美 氏 | 立命館大学 スポーツ健康科学部 准教授
立命館大学スポーツ健康科学部准教授。専門分野はスポーツ国際開発学、スポーツ教育学。広島大学大学院教育学研究科博士後期課程修了(博士(教育学))。JICA海外協力隊(体育隊員)としてカンボジア王国の初等教員養成校での活動などを経て現職。主にカンボジア王国を中心とした、体育科教育やスポーツに関するフィールドワークを継続的に実施。【主な著書】「日本における『開発と平和のためのスポーツ』に関する取り組み:現場・政策・研究の動向に着目して(共著)」「スポーツと国際協力:スポーツに秘められた豊かな可能性(共著)」など。

第2回:1月23日(木)「スポーツの社会的価値:国内の事例から考える共創と連携によるスポーツを活用した社会課題解決」

●上井 雄太 氏 | 株式会社フューチャーセッションズ
株式会社デンソー勤務後、2013年5月、株式会社フューチャーセッションズの掲げるビジョンに共感し入社。https://www.futuresessions.com/ 2013年9月には日本人最年少でIAF Certified Professional Facilitator(国際ファシリテーターズ協会認定プロフェッショナル・ファシリテーター)を取得。 現在は、企業の新規事業創造や組織変革、さらには行政の社会課題解決やまちづくりなどの多様なプロジェクトに従事。 2017年より、「スポーツ共創ファシリテーター」として、ラグビーワールドカップ2019 レガシー創造プロジェクト、Jリーグ社会連携プロジェクト、TOKYO UNITE 社会イノベーションなどスポーツと、企業、行政、ソーシャルセクターを掛け合わせ、新しい価値を創造するプロジェクトにも携わる。

第3回:1月30日(木)「アスリート×社会貢献。スポーツを通じた社会貢献の意義とスポーツの価値とは」

●飯塚 翔太 選手 | ミズノ オリンピアン メダリスト(陸上短距離)
2016年のリオデジャネイロオリンピックでは400mリレーで銀メダルを獲得。
2017年のロンドン世界陸上では400mリレーで銅メダルを獲得。
短距離の個人種目でオリンピック4大会出場は日本人では飯塚選手ただ1人。
パリ五輪では陸上選手団の男子主将を務めた。日本選手権では200mで4回優勝。
世界ジュニア選手権200mで日本人初の金メダルを獲得したことなどから「和製ボルト」の愛称を持つ。
国内だけでなく海外でも陸上競技の普及活動を積極的に行っている。

●遠藤 華英 氏 | 同志社大学 スポーツ健康科学部スポーツ健康科学科 助教
同志社大学スポーツ健康科学部助教。専門分野はスポーツ国際開発、スポーツ政策。早稲田大学スポーツ科学研究科博士後期課程修了後、2020年度より現職。主に東南アジアを調査地域として障害者スポーツ政策について調査研究を進めている。2015年度より日本財団パラスポーツサポートセンター・パラリンピック研究会に研究員として在籍。そのほか、同志社大学ソーシャルマーケティング研究センターにおいても研究活動を行っている。【主な論文】「後発開発途上国における障害者スポーツ政策の変容に関する研究―ラオス人民民主共和国に着目して―」など

▶第5回:3月1日(土)9:00~11:00「スポーツの社会的価値と評価:Social Return on Investment (SROI) 調査(1)概要及びその重要性」

▶第6回:3月1日(土)11:00~13:00「スポーツの社会的価値と評価:Social Return on Investment (SROI) 調査(2)手法と技術」

●井上 雄平 氏 | 米国イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校教授(スポーツマネジメント領域)
米国イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校教授(スポーツマネジメント領域)。主な研究テーマは、スポーツにより個人や社会のウェルビーイングを向上するための組織やイベント、プログラムのマネジメント手法を明らかにすること。「Journal of Sport Management」、「Sport Management Review」、「Journal of Business Ethics」、「Social Science &Medicine」などスポーツマネジメントや経営学、健康科学の主要な国際学術誌に60本以上発表。また、「Sport Management Review」の副編集委員長、「Journal of Sport Management」の編集委員を務める。2016年に北米スポーツマネジメント学会(NASSM)にて日本人初のリサーチフェローに任命。

●松尾 博一 氏 | 筑波大学 体育系 助教
コーチング学博士(筑波大学)。2019年より筑波大学体育系助教。研究テーマはアメリカンフットボールのコーチングやタレント発掘に加え、スポーツがアスリートや地域、社会に与えるポジティブな影響(ソーシャルインパクト)の可視化。筑波大学主催の「TSUKUBA LIVE!」やJリーグクラブの「冠デーイベント」などで、観戦者やスポンサーを含むステークホルダーに対する社会的インパクトを評価するプロジェクトに従事している。

▶第7回:3月6日(木)18:00~19:30「新たな時代におけるスポーツの可能性〜グローバル・国際という視点から」

●勝田 隆 氏 | 東海大学 体育学部 特任教授

専門分野:コーチング、スポーツ•インテグリティほか。博士(スポーツ科学)。現在、日本スポーツ協会理事、国際コーチングエクセレンス評議会理事などを務める。これまで、日本スポーツ振興センターにおいて、ハイパフォーマンススポーツセンター長や国立スポーツ科学センター長、スポーツインテグリティユニット長などを歴任。この他、日本オリンピック委員会選手強化本部常任委員、日本パラリンピック委員会強化委員、日本ラグビー協会において日本代表チーム強化委員長、コーチ委員長などを歴任。主な著書:「スポーツ・インテグリティの探究」.「知的コーチングのすすめ」(大修館書店)他.

 


 

【お問い合わせ】
独立行政法人 日本スポーツ振興センター
スポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアム事務局(担当:森元、幸寺)
sft.info@jpnsport.go.jp

 

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