【メディアリリース】オンラインスポーツ国際貢献活動を展開

2020年7月17日

ニュースリリース

スポーツ・フォー・トゥモロー事務局から、『スポーツを通じた国際貢献事業 「スポーツ・フォー・トゥモロー」 プログラム オンラインスポーツ国際貢献活動を展開 ネットワークを活用した情報共有・連携で人と人・国と国のつながりを強化』 と題して、現在、オンラインを利用して展開しているスポーツ国際貢献活動として新型コロナウィルス感染拡大の影響により国境を越える交流が制限され、事業の 多くが実施困難となる中、新しい国際協力・交流のスタイルにチャレンジする活動の一部を紹介します。

オンラインスポーツ国際貢献活動

 ラオスにおけるパラ選手へのオンラインコーチング
・ 実施団体: アジアの障害者活動を支援する会(ADDP)
・ 実施内容: 日本のパラスポーツの専門家・理学療法士が自主練習メニューを作成 し、オンラインでアドバイスミーティングを定期的に実施。4月にパラ水泳のナショナ ルチーム選手とコーチで Facebook ページを立ち上げ、選手自身が自主練習の様 子、選手紹介などを定期的にアップし、ラオス社会に活動を知ってもらい、多くの人 にサポーターになってもらえるように広報活動を展開している。

 情報発信 You Tube チャンネルを開設
・ 実施団体: 一般社団法人 Japan Dream Football Association(JDFA)
・ 実施内容: タイを中心に開催している東南アジアでのサッカー教室が現在のコロナ 禍で停止しているため、活動再開に向けてガイドラインを作成中。6 月に You Tube チャンネルを開設し、英語とタイ語の字幕を付けて情報発信を開始した。

 コロナに負けずオンラインで発表会!ウルグアイ卓球バレー
・ 関係団体: 独立行政法人国際協力機構(JICA)
・ 実施内容: 2017年にJICA東北が実施した課題別研修「スポーツを通じた障害者の 社会参加の促進」に参加したウルグアイの研修員が帰国後卓球バレーを普及し、卓 球バレーの紹介ビデオを作成。2020 年 5 月 27 日にオンラインにて発表会を実施し た。在ウルグアイ日本国大使、日本卓球バレー連盟代表者、ラテンアメリカ・カリブ地 域帰国研修員連盟会長、ボリビア・ブラジルの帰国研修員、ウルグアイ教育機関関 係者、帰国研修員、JICA ウルグアイ支所関係者など約 40 人が参加。

 スポーツ庁委託事業 戦略的二国間国スポーツ国際貢献事業
「ペルーに対する体育教師の能力開発支援」プロジェクト
・ 実施団体: 独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)
・ 実施内容: ペルー国内の新型コロナウィルス感染状況及び、ペルー関係者への影 響について情報取集を行いながら、オンラインを活用した新しい授業研究の在り方、 今年度のプロジェクト目標とタイムラインの確認。今年度はオンライン教員研修の実 施、オンラインコンサルテーションシステムの構築、授業研究ガイドラインの完成を 目指していく予定。

 スポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアム(SFTC)会員オンライン懇談会
・ 実施団体: 独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)
       スポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアム事務局
・ 実施内容: コロナ禍での活動制限の中、SFTC 会員の近況報告、情報共有、ウィズコロナ活動アイデアの共有の場として懇談会を実施。36 団体、46 名が参加し、多く の活動が共有された。SFTC 会員で連携してやってみたいこと、今後の懇談会で聞 きたいテーマなどの声が寄せられ、今後の活動に活かしていく予定。

スポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアムでは、コンソーシアム会員の募集や認定事業の促進など、今後 も官民連携によるスポーツ分野での国際貢献を一層推進してまいります。引き続き、ご支援・ご協力を賜りますよう宜 しくお願い申し上げます。

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