【開催終了】
「スポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアム 会員カンファレンス2018」

2018年7月11日

実施報告

スポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアム事務局では、7月9日(月)に筑波大学東京キャンパスにて「スポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアム 会員カンファレンス2018」を開催しました。

カンファレンスには、スポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアム(以下、SFTC)より会員団体および入会申請中の団体の合計110団体206名が参加しました。

第1部の「第4回全体会議」では、SFTC議長のスポーツ庁とSFTC事務局より、2017年度までの実績と今後の方針等を発表しました。

SFTCの裨益者数は、2018年3月現在で202カ国・地域、660万人を超え、2020年までの目標1000万人の達成も現実的に見えるようになってきました。
スポーツ庁からは、今後SDGsとの関連性にも着目しながら活動を推進していくこと、日本貿易振興機構(ジェトロ)・ワールドマスターズゲームズ2021関西組織委員会が新たに運営委員会に加わったことなども発表されました。
SFTC事務局からは、先般SFTC会員団体対象に実施したアンケート結果をもとにSFTCの課題と対応について説明しました。

全体会議では、スポーツ庁鈴木長官も出席し、SFT認定事業の中で表彰に値する取組を行ったSFTC会員団体に対する長官感謝状授与式も実施しました。
受章項目および受章団体は以下の通りです。受章団体の皆様、おめでとうございます。

◯認定事業で最も多くの裨益者に貢献
株式会社太陽インダストリーアフリカ

◯「多様性を尊重する世界」の実現に貢献
特定非営利活動法人 モンキーマジック

◯「持続可能で逆境に強い世界」の実現に貢献
特定非営利活動法人 難民を助ける会(AAR Japan)

◯「クリーンでフェアな世界」の実現に貢献
特定非営利活動法人 グローバル・スポーツ・アライアンス(GSA)

◯異分野間の連携モデルとなる取り組みによりSFT事業の促進に貢献した団体
一宮町サーフィン業組合、株式会社商船三井、一宮町

また、SFTのサポーターよりメッセージをいただき、ビデオでご紹介させていただきました。
メッセージはこちらよりご覧頂けます。

最後は外務省人物交流室の三上室長よりご挨拶をいただき、第一部を締めくくっていただきました。

第2部分科会では、「SFTC会員団体対象アンケート」の中で、事業実施の課題として挙げられた上位3つのテーマを取り上げ、知見・情報を共有しました。

テーマ1「人材活用・マネジメント」では、日本スポーツボランティアネットワーク・少年軟式野球国際交流協会に登壇いただき、事業実施に関わるボランティアのモチベーションに関してディスカッションしました。

テーマ2「資金調達・マネタイズ」では、日本ファンドレイジング協会・熱中症予防声かけプロジェクトに登壇いただき、クラウドファンディングやスポンサー募集、他団体との連携のポイントについて事例を共有しました。

テーマ3「広報・メディア連携」では、広報を「社会の人々に理解してもらい」「信頼関係を築き」「最終的にファンになってもらう」ためのコミュニケーション活動と捉え、ジョイセフ・ヤフー株式会社より知見を共有いただきました。

どの分科会もほぼ満席な状況の中、意見交換・情報交換が行われ、充実した機会となりました。

分科会終了後は、第3部懇親会を開催。SFTCに加盟しているスポーツ関連団体・民間企業・NGO/NPO・大学・自治体などさまざまな団体が参加し、積極的にネットワーキング活動をしている様子が見られました。

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