【開催報告】SFTシンポジウム2022

2022年2月1日

実施報告

 スポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアム事務局では1月26日に「SPORT FOR TOMORROWシンポジウム2022」を開催しました。今年度がSFTの最終年度となる中で、本シンポジウムは7年間の総括やレガシーの継承を目的として実施され、合計230名(オンライン参加203名)が参加しました。 

 本シンポジウムは2部構成となり、第1部の全体会議では室伏スポーツ庁長官より開会挨拶があり、SFTが世界中でスポーツを通じて人と人を繋げることができたことについて、そしてこれまでご協力いただいた関係者の皆様へ感謝を述べました。また、星野スポーツ庁審議官より2014年からの総括があり、約7年間に渡るSFTの軌跡を振り返りました。そして、スポーツ庁長官感謝状授与式では、最も多くの認定事業を実施した株式会社サニックス様にオンラインで参加いただき、長官より感謝状が授与されました。

       室伏長官による開会挨拶         星野スポーツ庁審議官による総括株式会社サニックス様への感謝状授与 

  海外からも多くのビデオメッセージが寄せられ、国際オリンピック委員会(IOC)バッハ会長、国際パラリンピック委員会(IPC)パーソンズ会長からはSFTに対する高い評価を、また海外のSFT参加者からもプログラムでの経験を活かして母国で活躍されている様子が共有されました。 

ビデオメッセージ(IOCバッハ会長 ビデオメッセージ(IPCパーソンズ会長 

  第2部のSFTシンポジウムでは5名のパネリストを迎え、2つのテーマでパネルディスカッションを行いました。前半では「SFTの振り返り」をテーマに、SFTの独自性、好事例、レガシーとして残したいことを取り上げ、 組織間のネットワーク活性化やスポーツを通じた社会課題解決への取組みの拡大、またコンソーシアムのネットワークをどのように継承すべきかについてなどの議論がなされました。後半では「スポーツを通した国際協力・交流をより推進していくために」をテーマに、今後の課題や重要な観点として、現地のオーナーシップの尊重や人材の育成、財源の確保等について議論が交わされました。 

パネルディスカッションの様子 

登壇者一覧 

・伊藤政則氏(TAIYO 株式会社 代表取締役社長)

・有森裕子氏(NPO 法人ハート・オブ・ゴールド代表理事)  

・向山昌利氏(日本ラグビーフットボール協会普及育成委員会国際協力部門 部門長)  

・河合純一氏(日本パラリンピック委員会委員長)  

・山口拓氏(筑波大学体育系助教)  

 

 さらにスポーツ庁国際課の新井課長より、ポストSFTに関して本年4月に運営事務局を設置し会員の募集を周知する旨、ポストSFTでの3つの柱(①SFTコンソーシアム(ネットワーク)の継続 ②日本の強みを生かしたリーディング事業の実施 ③会員活動推進のための取組み)について共有がありました。最後に閉会挨拶として、外務省大臣官房人物交流室の渡邉室長より、これまで築き上げたレガシーを活かし、さらにスポーツを通した国際協力・交際交流を推進していきたい旨、共有があリました。 

         新井スポーツ庁国際課長         渡邉外務省人物交流室長 

20222月1日
SFTC事務局 

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