SFTカンファレンス2024 3/6(開催終了)

2024年2月28日

参加募集・ご協力

更新日:2024年3月4日

官民協働でスポーツ国際交流・協力を推進するスポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアム(SFTC)では、スポーツ国際交流・協力に関心を有する国内スポーツ関連団体、地方公共団体、民間企業、教育・研究機関、NGO/NPOの皆様が一堂に会し、国際動向や主要トピックスを通してこれからの世界との向き合い方を考える場として、「スポーツ・フォー・トゥモロー・カンファレンス2024」を開催いたします。

SFTが継承する東京2020大会レガシーをパリ2024大会の先へと繋げていくために、いま何が求められているのか。

国際的な専門家や研究者、国内外での実践者による情報提供や事例発表、様々なフィールドで活躍する次世代リーダーによる未来討議を通して、SFTにおけるこれからの針路やアクションを考えます。


開催概要】

テーマ : 次世代のスポーツ×国際交流・協力。東京2020大会のレガシーの先へ

開催日 : 2024年3月6日(水)13:30-18:00

開催方法: 会場・オンライン(Zoom ウェビナー)

定員  : 会場:約120名 (*先着順) / オンライン:約500名

会場  :JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE 14F 岸メモリアルホール(東京都新宿区霞ヶ丘町4-2 )

参加対象: スポーツ×国際交流・協力にご関心のある方

参加申込https://www13.webcas.net/form/pub/sft_survey/sftconference2024

言語  : 日本語(手話通訳有)

申込〆切: 2024年3月5日(火)24:00 (*会場参加の申込のみ。オンライン参加は当日まで可能。)


 

【プログラム】(予定)

第1部 13:30~15:30

(1)2023年度 SFT活動報告

(2)スポーツ国際交流・協力の国際動向セッション

「パリ2024大会におけるレガシー戦略」

  Marie Barsacq (パリ2024オリンピック・パラリンピック組織委員会 インパクト&レガシー エグゼクティブ・ディレクター)

「ロンドン2012大会のレガシーと英国内の動向」

  Verity Postlethwaite (Loughborough大学スポーツ・運動・健康科学部研究員)

「東京2020大会レガシーとしての国際情勢に応じた海外アスリート支援事例」

  児玉健太 (公益社団法人日本トライアスロン連合 事務局次長(アジアトライアスロン 監査委員)

「スポーツにおける社会的インパクト評価の枠組み」

  井上雄平 (英国マンチェスターメトロポリタン大学 経営学部 スポーツマネジメント領域 教授)

 

第2部 15:30~16:45

(1)スポーツ庁長官表彰団体 事例発表

●「外国人留学生等を対象にした“国際武道文化セミナー”」

  和田健 (公益財団法人日本武道館 振興部振興課長)

●「すべての義足ユーザが日常的に楽しく走れる社会を目指す“Blade for All”」

  遠藤謙 (株式会社Xiborg 代表取締役)

●「サッカーを通じて、世界の「つながりの総量」を増やしていく。“Beyond borders CAMP in Nepal”」

  西野恭平 (一般社団法人Seeds 代表)

●「日本・ベトナム間、大学生・特別支援学校生によるインクルーシブ遠隔スポーツ部活動の実践!」

  松山直輝 (東京家政学院大学 現代生活学部 児童学科 助教)

(2)スポーツ庁長官表彰式

●公益財団法人日本武道館

●株式会社Xiborg

●一般社団法人Seeds

●東京家政学院大学 松山研究室

 

第3部 16:45~18:00

(1)スポーツ国際交流・協力未来討議(ユースセッション)

様々なフィールドで活躍する次世代リーダーを招いて未来のスポーツ国際交流・協力を考えます。

[モデレーター]

●篠原果歩  (ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団 Programmes and Grants Manager)

 [パネリスト]

●中村悠人  (筑波大学 人間総合科学学術院 人間総合科学研究群 スポーツ・オリンピック学位プログラム)

●渡邉ありさ (一般財団法人アフリカ野球・ソフト振興機構海外事業担当)

●土井智弘  (元SOLTILO Cambodia)

●平塚里奈  (一般社団法人 A-GOALケニア支部リーダー)

●久良知美帆 (城北信用金庫 フェンシング/フルーレ選手)

 


【登壇者・団体プロフォール】(敬称略)

1部:スポーツ国際交流・協力の国際動向セッション

Marie Barsacq(パリ2024オリンピック・パラリンピック組織委員会 インパクト&レガシー エグゼクティブ・ディレクター)

弁護士出身。フランス・オリンピック委員会(CNOSF)に10年間勤務。その後、フランスサッカー連盟(FFF)に入職し2018年よりフランスサッカー連盟執行委員会メンバー。その後、パリ2024招致委員会インパクト&レガシー部門長を経て、組織委員会エグゼクティブ・ディレクターに就任。

●Verity Postlethwiate(Loughborough大学スポーツ・運動・健康科学部研究員 Ph.D)

2012ロンドン大会のレガシー及びスポ―ツと社会・ビジネスの関係について研究。マンチェスター大学非常勤講師、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院(SOAS)、Sport Scotlandでの勤務経験、日本学術振興会との連携実績あり。2023年よりLoughborough大学フェロー。

●児玉健太 (公益社団法人日本トライアスロン連合 事務局次長(アジアトライアスロン 監査委員)

公益社団法人日本トライアスロン連合/Triathlon Japanは「だれもが生涯スポーツとして健康的にトライアスロンを楽しむ」世界の実現をビジョンに掲げ、「普及」と「強化」を同じ価値と捉え、「健康スポーツ=トライアスロン」を通じて社会課題解決を目指し、事業を推進しております。

●井上雄平 (英国マンチェスターメトロポリタン大学 経営学部 スポーツマネジメント領域 教授)

英国マンチェスターメトロポリタン大学経営学部の教授(スポーツマネジメント領域)。主な研究テーマは、スポーツを通して個人や社会のウェルビーイングを向上するための組織やイベント、プログラムのマネジメント手法を明らかにすること。経営学やスポーツ経営学の主要な国際学術誌にこれまで55本以上発表。また、「Sport Management Review」の副編集委員長を務める。

 

第2部:スポーツ庁長官表彰団体 事例発表

●和田健 (公益財団法人日本武道館 振興部振興課長)

日本武道館は1964年(昭和39年)10月に開館し、本年10月で60周年を迎えます。創建の目的は、我が国伝統の武道を、国民とくに青少年の間に普及奨励し、武道による心身の錬磨を通じて健全な育成を図り、民族の発展に寄与するとともに、広く世界の平和と福祉に貢献することにあります。

武道を通した国際的事業としては、総勢約70名による日本武道代表団の海外派遣事業の他、日本武道の正しい理解とともに日本と当該国と地域の武道を通じた友好親善の懸け橋となる人材育成に繋げるため、千葉県勝浦市にある日本武道館研修センターにおいて国際武道文化セミナーを毎年開催しています。本セミナーは、武道体験、歴史的、文化的背景等の講座を取り入れ、平成元年から在日武道修業者を対象として、平成31年からは武道未経験者である外国人留学生や在日各国大使館の勤務者等を主な対象として開催しています。

 

遠藤謙 (株式会社Xiborg 代表取締役)

慶應義塾大学修士課程修了後、マサチューセッツ工科大学メディアラボバイオメカトロニクスグループにて博士取得。現在、ソニーコンピュータサイエンス研究所研究員。ロボット技術を用いた身体能力の拡張に関する研究や途上国向けの義肢開発に携わる。2014年には、競技用義足開発をはじめ、すべての人に動く喜びを与えるための事業として株式会社Xiborgを起業し、代表取締役に就任。2012年、MITが出版する科学雑誌Technology Reviewが選ぶ35才以下のイノベータ35人(TR35)に選出。2014年にはダボス会議ヤンググローバルリーダーズに選出。

 

西野恭平 (一般社団法人Seeds 代表)

医師。ロンドン大学衛生熱帯医学大学院修士号取得。大学時代にフィリピンのストリートチルドレン、スラム街など世界の現実を経験した事を機に国際医療活動を志し、NGOsやWHO職員として国際医療活動に従事。5歳時よりサッカーを始め、全国や国際大会を経験。様々な現場でサッカーが競技スポーツの枠を超え、国籍や言語等を超えた人と人の繋がりを生む力になると体感。一緒にサッカーボールを蹴る事で生まれる自分と違う環境に育った仲間に対する共感が世界を繋げ、分断や差別のない世界を作る大きな力になると確信し、2019年Seedsを設立。2022年法人化。

 

松山直輝 (東京家政学院大学 現代生活学部 児童学科 助教)

早稲田大学スポーツ科学学術院修了(博士 スポーツ科学)。在学中は英国ラフバラ大学に留学。陸上競技の研究活動や競技活動に取り組む。修了後、B.LEAGUE B1所属シーホース三河 バスケットボールアカデミー統括・スプリント&ジャンプコーチ、特別支援学校教諭を経て、現在は東京家政学院大学助教。研究テーマは「ICTを活用した遠隔スポーツ部活動」。近年では特別支援学校生とベトナムの学生によるインクルーシブ遠隔部活動を実践。国際理解や障害に対する理解を深める場を創出。その他、離島部活動の地域移行に向けた事業監修等も務める。

 

第3部:スポーツ国際交流・協力未来討議(ユースセッション)

●篠原果歩 (ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団 Programmes and Grants Manager)

南アフリカ元大統領ネルソン・マンデラの「スポーツには世界を変える力がある」をモットーに、2000年から英国を拠点に活動するローレウス唯一の日本人職員。スポーツを通じて女の子への支援を行う「プレー・アカデミー with 大坂なおみ」事業マネージャーとして、国内向けの助成金や研修、イベントなどを全体統括する。「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2022」ソーシャルインパクト部門、「オバマ財団アジア・太平洋リーダーズプログラム2023」選出。

 

●中村悠人 (筑波大学 人間総合科学学術院 人間総合科学研究群 スポーツ・オリンピック学位プログラム)

ザンビア生まれ広島育ちの日本とザンビアのミックス。大学4年時に、National Sports Council of Zambiaでのインターンシップや女子サッカーチームでのボランティアを行い、チームのマネージメントと選手の発掘に興味をもつ。現在は、「ザンビア女子サッカーの選手発掘とハイパフォーマンス」について大学院で研究を行っている。

 

●渡邉ありさ (一般財団法人アフリカ野球・ソフト振興機構海外事業担当)

ガーナで看護師として医療ボランティア活動の経験あり。
スポーツを通じて世界が繋がる瞬間に感銘を受けJ-ABSへの加入を志願。現在は、国内で本職の看護師をしながら、プロボノとしてJ-ABSで活動中。
中高6年間ソフトボール部に所属しており、その経験を活かして、第11回タンザニア甲子園大会にて、スコアラー講習、女子ソフトボール守備強化練習の講師を担当。

 

●土井智弘 (元SOLTILO Cambodia)

2000年大阪生まれ、桃山学院教育大学人間教育学部→SOLTILO FAMILIA SOCCER SCHOOL CAMBODIA。大学一年生時にカンボジアのスタディツアーに参加し、大学卒業後SOLTILO CAMBODIAでサッカーコーチ、スイミングコーチ、幼稚園での体育指導などを行っていました。

 

 

●平塚里奈 (一般社団法人 A-GOALケニア支部リーダー)

2001年宮城県生まれ。東京外国語大学国際社会学部アフリカ地域専攻所属。映画の影響で途上国での活動に興味を持ち、大学では国際協力を専攻。その中でスポーツを通した国際協力に関心を持つようになり、2022年10月よりA-GOALでのボランティアメンバーに参加。翌2023年5月にケニアに渡航し、現地でキベラA-GOALリーグの運営に携わる。

 

●久良知美帆(城北信用金庫 フェンシング/フルーレ選手)

1993年5月21日、福岡県生まれ。
フェンシングとの出会いは中学校3年生の時。最初は週1回の習い事感覚からスタートしたものの、JOCエリートアカデミーからのスカウトをきっかけに人生の中心がフェンシングとなっていった。中学卒業とともに上京し、学生時代は多くの国際大会で成績を残した。城北信用金庫には2016年4月入庫。社会人アスリートとして、オリンピック出場を目標に競技に励む。

 


 

 

 

【問合せ】
独立行政法人 日本スポーツ振興センター
スポーツ・フォー・トゥモロー事務局
sft.info@jpnsport.go.jp

(プログラムや時間は変更される場合がございます。あらかじめご了承ください) 

 


 

【参考:SFTC会員交流会2023の様子】

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