【最先端を学ぶ】スポーツ国際開発リカレント研修 参加者募集中!

2023年10月6日

参加募集・ご協力


今年度もスポーツ国際開発リカレント研修を開講します!

 

▶︎スポーツ国際開発リカレント研修

スポーツ国際開発・協力活動に従事する団体・関係者に継続的な学びの場を提供し、グローバルな課題や社会環境の変化について幅広く見識を深め、諸課題に対応した活動が活性化されることを目指します。今年度は、昨年度よりも幅広い10のテーマを扱い、筑波大学・鹿屋体育大学・日本スポーツ振興センター(JSC)が共同運営する「スポーツ国際開発学共同専攻」と連携して実施します。ぜひご参加ください。

● 日程 2023年11月〜2024年1月(全10回:18:00~19:30)の予定

● 受講条件 SFTコンソーシアム正会員であること(または正会員への入会申請済・申請予定であること)

● 開講方法 オンライン

● 講義テーマ(以下参照)

● 言語 日本語

● 参加費 無料

● フライヤー スポーツ国際開発リカレント研修

申込期限 開催日の前日まで(1コマからの受講可)

 


<登壇者紹介(11月)>

第1回:11/6日(月)「スポーツと開発の世界的動向と日本の取り組み」

【山口拓 / 筑波大学 体育系 助教】

筑波大学体育系助教。専門分野は開発人類学、政策科学、マネジメント。国連教育科学文化機関(UNESCO)IPL 専門家。スポーツ国際開発の実践者として在外で 15 年以上勤務し、(特活)ハート・オブ・ゴールドの理事・事務所長、JICA プロジェクトマネージャーなどを経て、現職。2016 年にロイヤル・モニサラポン勲章大十字章を受勲。【主な著書】「スポーツレガシーの探求(共著)」、「カンボジアにおける教育政策に関する一考察」、「体育科教育の普及課題、体育学研究・第 57 巻 1 号」など。

第2回:11/13日(月)「スポーツ政策の国際的潮流と展開」

【遠藤華英 / 同志社大学 スポーツ健康科学部 助教】

同志社大学スポーツ健康科学部助教。専門分野はスポーツ国際開発、スポーツ政策。早稲田大学スポーツ科学研究科博士後期課程修了後、2020年度より現職。主に東南アジアを調査地域として障害者スポーツ政策について調査研究を進めている。2015年度より日本財団パラスポーツサポートセンター・パラリンピック研究会に研究員として在籍。そのほか、同志社大学ソーシャルマーケティング研究センターにおいても研究活動を行っている。【主な論文】「後発開発途上国における障害者スポーツ政策の変容に関する研究―ラオス人民民主共和国に着目して―」など

第3回:11/20日(月)「Therapeutic Recreation とアダプテッドスポーツ」

【永田真一 / 筑波大学 体育系 助教】

筑波大学体育系助教。専門分野はアダプテッド体育・スポーツ学。日本及び米国の障がいのある人のスポーツ・レクリエーション振興に関わる。米国大学でセラピューティックレクリエーションの修士・博士号を取得後、2017年よりノースウェストミズーリ州立大学で助教として教鞭をとった後、ペンシルベニア州にあるテンプル大学でポスドク研究員を経て、2021年より現職。【主な著書】「A global perspective of therapeutic recreation」「アメリカにおけるセラピューティックレクリエーションとアダプテッド・スポーツ」など。

第4回:11/29日(水)「日本文化伝承の触媒としてのスポーツの役割  ー講道館柔道の世界普及史からー」

【中村勇 / 鹿屋体育大学 スポーツ人文・応用社会科学系 講師】

鹿屋体育大学体育学部講師、柔道部監督。専門分野は柔道、武道学。米国大学卒業後、講道館及び全日本柔道連盟によるカラー柔道衣対策チームに参加。国際柔道連盟(IJF)教育コーチング委員会スタッフを 6 年間勤め、現在 IJF ベテランズ委員会委員。全日本柔道連盟で2021年度まで国際委員会副委員長として指導者・競技者の海外派遣や受け入れを担当。国際交流基金モザンビーク・ボツワナ巡回使節団団長(2012 年)。【主な著書】「柔道を通した国際理解・貢献、公認柔道指導者養成テキスト A 指導員(共著)」、「全日本柔道連盟、柔道の礼法と武道の国際化に関する考察」(鹿屋体育大学学術研究紀要・36 号)など。

<登壇者紹介(12月)>

第4回:12/4日(月)「健康・保健教育:パラオにおける運動スポーツ活動の事例を通じて」

【木塚宙敬 / 筑波大学大学院 スポーツ国際開発学共同専攻 修士課程】

筑波大学人間総合科学学術院スポーツ国際開発学共同専攻2年次。同大学体育専門学群卒業(学士 体育学)。専門分野は体育科教育学。2023年7月からパラオ共和国教育省でインターン。国内最大規模のコロール小学校(Koror Elementary school)で保健体育教師として勤務。主に1、2、3年生の授業を担当。放課後サッカー教室などを開催。【卒業論文】保健体育科単元「体つくり運動」における模擬授業者の学びー学習評価に対する認識に着目してー

第5回:12/18日(月)「体育・スポーツを通じたインクルーシブ教育」

【古田映布 / 筑波大学大学院 人間総合科学学術院 博士後期課程】

筑波大学大学院体育科学学位プログラム博士後期課程に所属しながら、成城大学スポーツとジェンダー平等国際研究センターにてポスドク研究員として従事。専門分野は、保健体育科教育・スポーツ国際開発。修士課程在学中にニューサウスウェールズ大学でYouth Researcherとして難民・移民出身の子どもたちの社会参画を促進する団体でインターンを経験。現在は学校体育を通じた異文化理解・多文化共生を目指し、外国人児童を対象としたインクルーシブ体育を中心とした教師教育プログラムや教材の開発に取り組む。【主な論文】「Public Elementary School Teachers’ Positioning in Teaching Physical Education to Japanese Language Learners」など

<登壇者紹介(1月)>

第7回:1/10日(水)「人類学の視点から子どもの発達発育を考える」

【田 暁潔 / 筑波大学 体育系 准教授】

筑波大学の環境科学で修士課程を修了後、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科で博士号を取得。専門分野はアフリカ地域研究、人類学、子ども学。主な研究テーマは、ケニアの牧畜民マサイの子どもの社会化と発達。最近はさらにマサイ青年の身体文化、環境保全におけるスポーツの利用について調査を進めている。【主な論文】「Sociocultural Dimensions of Children’s Physical Activity in Contemporary Pastoralist Maasai Society 」、「ケニアの牧畜民マサイ社会における遊びとその変遷:子どもの日常生活と大人の語りに着目して」など

第8回:1/15日(月)「発達発育に応じた子どもへのコーチング」

【中山 紗織 / 筑波大学 体育系 助教】

専門分野は、コーチング学。2023年より現職。大学院在学時には、ドイツ・ライプツィヒ大学へ留学した。現在は、主に小学生年代の子どもに対するコーチングについて調査研究を行うと同時に、小学生ハンドボールチームでコーチング活動を行っている。【主な論文】「The turning point and process of player development activities in U-10: A case study of German handball」、「国際的なコーチデベロッパー養成講習会の特徴:受講者および運営スタッフの講習会に対する振り返りを対象としたテキストマイニング分析」など

第9回:1/23日(火)「アスリートのセカンドキャリア形成 ~アスリートではない自分を想像する~」

【ヨーコ ゼッターランド / 日本女子体育大学 准教授】

日本女子体育大学 体育学部 健康スポーツ学科 准教授。1969年3月24日、アメリカ(サンフランシスコ)生まれ。元女子バレーボールアメリカ代表。92年バルセロナ五輪で銅メダル獲得、96年アトランタ五輪で7位入賞。2019年4月より、日本女子体育大学准教授。現在は元オリンピアンとして、各種メディアへ出演するほか、後進の指導、バレーボール教室、講演、エッセー執筆などで幅広く活動している。また、日本アメリカンフットボール協会、日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)、日本ボッチャ協会理事など、バレーボール以外の分野でも活躍する。

第10回:1/31日(水) 2/19日(月) 「体育・スポーツにおける人種と多文化共生」

【佐藤 貴弘 / 筑波大学 体育系 教授】

筑波大学体育系教授。専門分野は体育科教育、インクルーシブ教育。米国大学で体育科教育・アダプッテッド体育博士課程修了博士号取得後、2007年からバージニア州にある歴史的黒人系大学ハンプトン大学体育科教育助教、2010年から2019年までオハイオ州にあるケント州立大学アダプッテッド体育助教と准教授として教鞭を執る。2019年7月に帰国し、筑波大学体育系教授に着任、2020年からスポーツ国際開発学共同専攻長として教育・研究活動を行っている。【主な論文】「Japanese professors’ experiences in teaching sport for development in online English-medium courses」、「Asian international doctoral students’ experiences at two American universities: Assimilation, accommodation, and resistance.」など。

 


 

【お問い合わせ】
独立行政法人 日本スポーツ振興センター
スポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアム事務局
sft.info@jpnsport.go.jp

(プログラムや時間は変更される場合がございます。あらかじめご了承ください) 

 

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