第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)テーマ別イベント(セミナー・シンポジウム、ブース・パネル展示)のお知らせ

2025年8月15日

各種お知らせ

スポーツ庁、独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)、及び独立行政法人国際協力機構(JICA)は、2025年8月20日(水)~22日(金)で開催される第9回アフリカ開発会議(TICAD9)のテーマ別イベント(セミナー・シンポジウム及びブース・パネル展示)に参加し、スポーツを通じた国際交流・協力(SFT)に関する議論、情報発信、交流を行います。

事前登録不要で、どなたでも無料でご参加いただけます。皆さまのご参加を心よりお待ちしております!(※取材をご希望の方は、登録が必要となる場合があります。詳細は決まり次第、別途お知らせいたします。)

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【セミナー・シンポジウム】
イベント名:「Sport for Africa:⽇本発!スポーツを通じたアフリカの開発協⼒」
「スポーツを通じた人材育成と共創による信頼構築」を軸に、アフリカと日本がともに未来を形づくる可能性を探ります。スポーツは、競技や娯楽を超えて、教育、ビジネス、社会課題の解決、若者のリーダーシップ育成に直結する力を持っています。登壇者による実践事例の紹介と対話を通じて、スポーツを通じた日本とアフリカのパートナーシップのあり方を多面的に考えます。
日時:
 2025年8月21日(木)16:00~17:30
会場:
 パシフィコ横浜 展示ホールD S-05
挨拶:
 籾井 圭子   スポーツ庁 審議官
登壇者:
 佐谷 説子 氏 経済協力開発機構(OECD)開発センター 次長
 友成 晋也 氏 一般財団法人アフリカ野球・ソフト振興機構(J-ABS) 代表
 岸  卓巨 氏 一般社団法人A-GOAL 代表
 Fanta Diallo 氏 ダカールユースオリンピック組織委員会 エンゲージメント局長
モデレーター:
 阿部篤志 独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)総合企画部連携企画課長/スポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアム(SFTC)事務局

 

【ブース・パネル展示】
日時:2025年8月20日(水)~8月22日(金)14時ごろ迄
会場:パシフィコ横浜 展示ホールD B32/B33
内容:
 ○日本のスポーツ国際交流・協力(SFT)の概要及びアフリカでの取組事例
 ○テクノロジー×スポーツ最前線:バーチャルローイングの取組事例
 ○国際協力機構(JICA)の「スポーツと開発」分野におけるアフリカでの取組事例 等

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本件に関する詳細は下記URLをご参照ください。
○外務省ウェブサイト https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/ticad/ticad9/
○TICAD 9 テーマ別イベントガイドブック(PDF) https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100883685.pdf
※SFTについては、セミナー・シンポジウム p.13、p.50、ブース・パネル展示 p.67 を参照のこと

 



【登壇者プロフォール】(敬称略)

佐谷 説子 氏|経済協力開発機構(OECD)開発センター 次長

2024年2月1日よりOECD開発センター(OECD/DEV)の副所長。
開発途上国における持続可能な開発を支援するため、金融、気候変動、質の高いインフラ、天然資源、防災、ジェンダーなど、多岐にわたる政策分野に従事。
国土交通省でキャリアをスタートし、その後も外務省や内閣府で勤務するなど、一貫して国際協力に尽力。
2012年から2016年まではOECDにて持続可能な開発のための地域政策課長を務める。
カリフォルニア大学バークレー校でMBAを取得し、東京大学で法学士号を取得。

 

●岸 卓巨 氏|一般社団法人A-GOAL 代表

大学卒業後、民間企業勤務を経て、2011年にJICA海外協力隊員としてケニアに赴任し、保護・補導された子どもなどを収容する施設に配属され、授業やアクティビティの充実化を支援。帰国後、(独)日本スポーツ振興センターのスポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアム事務局勤務を経て、2018年9月に(公財)日本アンチ・ドーピング機構(JADA)に入職。2020年のコロナ禍には一般社団法人A-GOALを立ち上げ、9カ国で1万人以上に緊急食料支援を実施。現在は、JADA教育部で勤務する傍ら、A-GOAL代表理事としてケニア・キベラスラムで1600人が参加するユースサッカーリーグ運営や炊き出し、マラウイでは地元サッカークラブと連携した食堂運営をサポートしている他、一般社団法人アフリカクエストの理事としても月例勉強会「アフリカビジネスラボ」の開催や、ケニアでのコミュニティハウス「ジェンガハウス」の運営などを行う。これまでに3回の「アフリカ開発会議(TICAD)」パートナー事業を企画し、今年8月の「Sport for Tomorrow × Africa Action Day 2025」には800人以上が参加した。

●友成 晋也 氏|一般財団法人アフリカ野球・ソフト振興機構(J-ABS) 代表

慶應義塾大学経済学部卒(体育会野球部出身)。株式会社リクルートコスモス社勤務を経てJICA(独立行政法人国際協力機構)に約30年勤務。海外勤務したガーナ、タンザニア、南スーダンで、仕事の傍ら野球を指導。2020年にJICAを早期退職し、J-ABSを創業。野球を通じた人材育成「べースボーラーシップ教育メソッド」を開発し、現在アフリカ12か国にて事業を実施展開中。2021年ニューズウィーク日本版で「世界が尊敬する日本人100」に選出。
今年の4月から開隆堂の英語の教科書「Sunshine」(開隆堂)に紹介される。

●Fanta Diallo 氏|ダカールユースオリンピック組織委員会 エンゲージメント局長

社会学者であり、社会学のDEA(Diplôme d’Études Approfondies)を取得。青少年政策と地域開発の専門家。公共生活に深く関与しており、2009年から2014年までファン・ポイント・E・アミティエ自治体の副市長を務め、市民参加の促進や地方ガバナンスの強化に寄与。
スポーツ、文化、市民参加が交差する分野で戦略的な役割を担い、ダカール市のスポーツ・青少年・コミュニティライフ局長を務めた後、ダカール2026ユースオリンピック大会組織委員会(COJOJ Dakar 2026)に参画し、エンゲージメント&モビライゼーション局長として活動。この役職では、スポーツ、文化、教育、市民性を融合した代表的なプログラムである「オリンピック市民・スポーツ証明書(BOCS)」「トーチリレーツアー」「Dakar en Jeux フェスティバル」を主導しています。また、制度的な領域を超え、セネガルおよびアフリカ全体で開発のための活動に取り組む熱心な活動家・提唱者でもあり、若手起業家による地域経済開発に特化したアフリカのシンクタンク「Jeader」(www.jeader.org)の会長も務めた。

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