【開催報告】SFTカンファレンス2023

2023年4月25日

実施報告

スポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアム事務局では3月2日に「スポーツ・フォー・トゥモロー・カンファレンス2023~新しい、スポーツ×国際交流・協力の可能性。ムーブメントから協創へ」を開催しました。2022年度から新しくスタートしたSFTにおいて、スポーツと国際交流・協力に関心ある方向けに、新しいSFTを知ってもらう場、スポーツと開発などを一緒に考えていく場を目的として実施し、当日は194名の方々にご参加いただきました。

本シンポジウムは2部構成となり、第1部では、室伏スポーツ庁長官より開会挨拶や星野スポーツ庁審議官及びSFTC事務局よりSFTの方針や概要の報告、コロナ禍においても他団体に参考となったスポーツ×国際交流・協力の取り組みを実施された団体を表彰するスポーツ庁長官感謝状授与式、受賞された4団体を「Change hacker」として題し、事例発表が行われました。

【スポーツ庁長官感謝状受賞団体・第一線で活躍するChange Hacker】

〇特定非営利活動法人 広島横川スポーツ・カルチャークラブ
広島発。女子サッカーチーム×国連による、ジェンダー平等や平和の取り組み

〇成田市
東京オリパラレガシーを活用した共生社会応援プロジェクト“PARA Beats!”

〇株式会社パークフォーアス
理念と経営戦略から見る、剣道×国際交流ツーリズム“SAMURAI TRIP”

〇一般社団法人 日本パラバドミントン連盟
ウクライナのパラバドミントン選手を世界選手権(日本開催)へ!

 

第2部では、「スポーツと開発の国際潮流と今後」をテーマに、研究者の視点として、広島市立大学 国際学部講師 山平芳美氏、パラスポーツの現場から、競泳パラリンピアン・東京2020パラリンピック競技大会金メダリストでもある鈴木孝幸氏、政策実務者の視点からJSC情報国際部 国際戦略課 山田悦子氏の3名からそれぞれ異なる視点から現状や課題、展望に関して発表がありました。

 

また、後半では「スポーツと開発のこれからとSFTC」と題し、株式会社パークフォーアス永松氏、山平芳美氏、鈴木孝幸氏、SFTC運営委員会から(公財) 日本アンチ・ドーピング機構 山本真由美氏を迎え、クロストークを実施し、参加者からの質疑応答や、今後の活動目標、展望等に関して議論、報告がありました。

 

最後の閉会挨拶では、外務省大臣官房人物交流室の渡邉室長より、状況に応じた取り組みや、各アクターが連携、協働していくような取り組みを通してSFTを推進していきたい旨、共有があリました。

最後に、SFT初となるメタバースを活用した交流会も実施。海外からの参加者も含め、20名以上の方が参加し、ネットワーキングを行う事ができました。メタバース交流会では、バーチャル空間ではありながら、実際に話をしたい方と好きなテーブルに座って自由に交流を行う事ができ、1対1で会話される方もいれば、グループで活発に議論している様子も見られました。今後はオフライン、オンライン両方での交流が期待される中で、SFTにおいても本交流会を開催できた事は今後の可能性を広げる形となりました。

詳細は下記PDFをご参照ください。

SFTカンファレンス2023_開催報告概要

SFTC事務局では今後もSFTC会員の皆様と共にスポーツと国際交流・協力を推進をしていきたいと思っております。
よろしくお願いいたします。

2023年4月13日
SFTC事務局

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