世界の野球グローブ支援プロジェクト(2017)
読売新聞社が国際協力機構(JICA)の協力を得て行う、開発途上国支援事業です。
途上国における野球の普及と青少年の教育機会創出を目指し、「中古グローブなど野球用具の奇付」と「野球指導のためのプログラム提供」を2本柱として展開しています。
紙面を通じ、全国の読者に中古の野球用具の寄付を呼びかけたほか、学童野球の全国大会会場などでも寄付を募った結果、初年度の3倍近い4532個もの用具が寄せられました。これらは、JICAを通じてウガンダ、ブルキナファソなど計12カ国へ輸送いたしました。
昨年度の5カ国から対象国を増やすことができました。また、特別協力の読売巨人軍が運営する野球教室「ジャイアンツアカデミー」の田中大二郎コーチがタイを訪れ、同国の子どもたちに野球の実技指導を行いました。
活動レポート英語版はこちら↓から閲覧できます。
現地関係者からのコメント :
「野球をやりたい友だちがいても、用具がなくて誘えませんでした。みんなでできるのがうれしい」(ブルキナファソの12歳の少年)
「子どもたちは野球用具が大好き。守備の練習なのにバットを離さなかったり、修理できないほどボロボロのグローブも欲しがったり。寄贈された用具は手入れが行き届いていて、日本の野球少年の意識の高さに驚かされました」(フィジーのJICAボランティア)