外国人留学生へ向けた文化的な「鬼ごっこ」や「スポーツ鬼ごっこ」の体験授業
東京立正短期大学現代コミュニケーション専攻の「ボランティア」の特別講義として、近隣の公園を使って屋外で文化的な鬼ごっこやスポーツ鬼ごっこの体験を通じてコミュニケーションの大切さを学ぶ機会、日本文化に楽しみながら親しむ機会を提供しました。外国人留学生も参加され、日本人学生とも運動を通じた国際交流となりました。
講義では、鬼ごっこ協会の講師が活動を紹介する座学の時間と実際に鬼ごっこを体験する時間の2部構成で実施しました。座学では、当協会の鬼ごっこを通じた地域振興、スポーツ振興、文化振興、国際親善の取り組みを紹介しました。鬼ごっこ体験会では、起源とされる1300年前から伝わる伝承鬼ごっこの「ことろことろ」や「スポーツ鬼ごっこ」「だるまさんが転んだ」などを体験してもらいました。言葉や国籍の違いを超えて、体を動かしながら、相互交流を深めて、楽しく日本文化を学ぶ機会となりました。
活動レポート英語版はこちら↓から閲覧できます。
Cultural Experience Class of “Tag” and “Sports Tag” for International Students
東京立正短期大学・現代コミュニケーション専攻専任講師・中島智 氏
からのコメント :
他者との対話を進めるためには、単に言語だけでなく、身体表現が欠かせません。そのことを強く感じることができたのは、ネパール出身とベトナム出身の留学生を含む8人の学生たちがさまざまな鬼ごっこで動き回る姿を見たときです。体験授業を行った公園には、ハツラツとした笑顔が広がっていました。スポーツ文化を通したコミュニケーション能力の育成が、国境を越えたコミュニティづくりに繋がってゆくことを確信した瞬間でした。
- 実施期間
- 2016年5月18日
- 実施エリア
- 日本・東京
- スポーツ種目/プログラム種別
- 鬼ごっこ
- 実施組織
- 一般社団法人鬼ごっこ協会
- 協同組織
- 東京立正短期大学
- 支援対象者数
- 8 人(そのうち外国人、ネパール人1名、ベトナム人1名)