Preparatory meeting for the Asian Committee on Football and Mental Health The 1st Asian Symposiumon Football and Mental Health Issues (2025)
■事業内容
フットボールを通じたメンタルヘルス課題の解決に係るアジア各国のメンバーを招聘し、アジア委員会を設立した。また、各国の現状を共有し、今後連携して各国での精神障がい者フットボールの普及を進めることで精神障がい者理解を促進することを目的にシンポジウムを開催した。
■事業実施経緯
台湾とは2018年に日本が台湾の障がい者スポーツシンポジウムに出席、台湾チームが日本の全国大会を視察する交流を開始した。その際よりアジア大会の開催を検討していた。今回日本サッカー協会を通じてAFC(アジアサッカー連盟)の支援も得られたことから大会開催の運びになり、同時並行でアジア圏での組織化を図ることとなった。
■事業目的
精神障がい者スポーツの発展の為に、アジア地域での情報交換を行い、ネットワークおよび組織を構築すること。
■主な活動領域
スポーツを通じた社会的統合(人権の強化・保護に基づく)
■主な事業方法
セミナー・フォーラム開催
■事業成果
アジア委員会を設立し、参加各国が連携して精神障がい者フットボールの普及活動をしていく共同宣言を採択した。
■参加者や協力者の声
メンタルヘルスの課題は世界的に大きく、医療的な治療は高価で十分ではない。心理社会的なリソースを見つける必要があり、サッカーやスポーツの価値が重要である(参加した医療関係者)。
■課題や教訓
参加国の決定を含め開催決定が遅れたため、運営側の体制整備が不十分となり、広報も遅れた。今後は決定や組織体制を早めに確立する。
■事業関連WEBサイト
- 実施期間
- 2025年1月16日~2025年1月17日
- 実施エリア
- 日本、韓国、台湾、マカオ、イタリア
- スポーツ種目/プログラム種別
- フットサル
- 実施組織
- 特定非営利活動法人日本ソーシャルフットボール協会
- 協同組織
- 公益社団法人日本精神保健福祉連盟、International Football Committee on Mental Health、AFC Dream Asia Foundation、、一般社団法人日本障がい者サッカー連盟
- 支援対象者数
- 日本:30名 韓国:3名 台湾:9名 マカオ:2名 イタリア:1名



