カンボジアにおける「障がい者理解教育」の促進活動支援事業 第3次派遣
筑波大学体育系では、JICA筑波との連携による学生のJICAボランティア短期派遣事業を実施しています。2016年1月~3月の期間に、筑波大学の大学院生2名(2か月半)と学群生3名(1か月)を青年海外協力隊短期隊員としてカンボジアに派遣し、カンボジア王国オリンピック委員会、認定NPO法人ハート・オブ・ゴールド、そしてメコン大学の協力のもと、スポーツを通じた「障がい者理解教育」を目的に活動しました。
障がいの有無に関わらずスポーツを一緒に楽しむことができる機会の増加を促進することを目的に、筑波大学生はメコン大学の学生と共同して、プノンペン市内にある中学校および高等学校3校を対象に活動を行いました。活動は3段階に分けられ、参加者はまず、障がいの有無に関わらず楽しめるゲームや遊びを通じて障がい者の視点を経験し、その後シッティングバレーボールとブラインドサッカーの体験を実施しました。そして最後に、障害の有無に関係なくみんなで楽しめるスポーツについて参加者が話し合い、サッカーを変更したラインサッカーやシッティングサッカー、そしてバレーボールを変更したブラインドバレーボールなどが考案されました。
活動レポート英語版はこちら↓から閲覧できます。