日本パラオ親善オプティミストディンギーレース (2023)
■事業内容
日本とパラオの外交30周年となる2024年に、日本とパラオの青少年のスポーツを通じた交流を目的として、日本から参加者を迎えオプティミストディンギークラスのレースを主催、レースを通じ国際交流、伝統帆船を体験する。
■事業実施経緯
日本とパラオの外交25周年イベントとして、開催された日本-パラオ間を渡る外洋ヨットレースに伴い、青少年向けのクラスであるオプティミストディンギー20艇を寄贈された。寄贈を受け、青少年の健全な育成、スポーツセーリングの振興、カーボンフリー交通として環境教育、伝統帆船カヌーの伝統継承を柱として、パラオセーリング協会を設立、セーリング教室を細々と続けてきた。外交30周年となる2024年にも、恒例の外洋ヨットレースともに、日本から参加者を迎え青少年のレースを主催、レースを通じ国際交流、伝統帆船を体験した。
■事業目的
スポーツセーリングの振興。スポーツを通じた国際交流。伝統帆船の操船作成にかかわる技術の継承。美しい海を利用したスポーツツーリズムにつなげる。
■事業成果
日本から3名の参加者を迎え、パラオ側8名合計11名、9~12歳の男女がレース、伝統帆船試乗を楽しみ、その後もスノーケリングツアーなども楽しんだ。
■参加者や協力者の声
パラオの海がきれいだった。新しい友達ができた。伝統帆船がセーリングと同じ原理で感動した。伝統帆船がかっこよかった。
■課題や教訓
セーリングの指導者は、現在JICAの協力隊であるが、継続性のある指導員の採用、育成と同時に、大会運営人材(審判など)の育成も必要である。日本から寄贈された艇は古く、その保守管理も課題。
■主な活動領域・事業方法
スポーツ・ツーリズム、イベント・大会開催支援
■事業関連WEBサイト