パラオ 日本人学生インターンシップ支援 (2023)
■事業内容
日本の大学院生の海外インターンシップの受け入れ先として、希望派遣先との調整、滞在先の確保、ビザ等の入国時の調整、滞在中のケア、学生の興味に合わせた機会を提供できるよう支援する。
■事業実施経緯
筑波大学大学院スポーツ国際開発学研究科から依頼があり、コーディネートした。当初はスポーツ連盟でのインターンだったが、学生の研究課題が体育科教育だったため、教育省に交渉した。ちょうど同時期に、筑波大学が、パラオから体育科教員の研修を受け入れる予定であり、今後のパラオ教育省と筑波大学の関係構築にもなった。
■事業目的
パラオにとっては、体育科教育の充実、体育科教員へのよい影響、子供たちの国際交流。日本の学生にとっては、国際体験、研究手法の実践。
■事業成果
筑波大のスポーツ国際開発研究は英語での課程であるせいか、日本人に多い語学力の壁がなく、アメリカなど他国のインターン生と遜色なく、現場での即戦力となり、より深い交流、資料(指導要領や基準など)の読み込みもでき、研究に生かせたことと思う。パラオ教育省にとっても、派遣先の学校の生徒にとっても、インターン生にとってもよい交流、経験ができた。
■参加者や協力者の声
国際開発の現場と現状を知ることができた(日本の学生)。よい助けになった(受け入れ先小学校)。一緒に働くことで学ぶことがたくさんあった(同僚の教員)。
■課題や教訓
渡航費や滞在費など学生の負担が大きい。期間が短いため「交流」以上の成果を期待できない。
■主な活動領域・事業方法
体育教育、その他:インターンシップ支援
■事業関連WEBサイト