アフリカ・ヘルシーホスピタル事業 (2023)
■事業内容
病院を地域社会の社会資源として活用し、Community Learning Centre(公民館、以下CLC)を通して「地域全体を健康にする」というヘルシーホスピタル考えのもと、住民の健康増進を含めたウェルビーイングの向上を目指す。この一環として健康増進と住民の相互理解の向上があり、そのツールとして卓球バレーを紹介した。
■事業実施経緯
Kawachi教授(ハーバード大学)が提唱するHealthy Hospital構想を帝京大学山本秀樹教授らが都内で実践しているが、帝京大学とケニアの大学が提携を結んだことを契機にケニアでも展開。人々の健康と地域のウエルネスを目指し、幅広い人たちが手軽に参加できる卓球バレーの導入も事業の一つになった。
■事業目的
「地域全体を健康(ゆたか)にする」というHealthy Hospital考えのもと、住民の健康増進を含めたウェルビーイングの向上を目指す。教育や就業の支援、ヘルスリテラシーの向上(予防医学)と併せ、スポーツを通した健康と協力や尊重(レスペクト)を理解することも目的としている。
■事業成果
4施設に卓球バレーを贈与したほか、ワークショップでは19名のCLC関係者が参加し、卓球バレーをデモンストレーションした。器材が提供されなかったCLCでは自作して卓球バレーを実施するところも現れた。
■参加者や協力者の声
Takkyu Valley is fun and easy to play for any people regardless of the age and disabilities.
■課題や教訓
人々の健康増進あるいはウイルビーイングの向上にどの程度役になっているかをどのように評価していくかが課題である
■主な活動領域・事業方法
スポーツを通じた教育、マテリアルの提供
■事業関連WEBサイト