共生社会ウィーク(2024)
■事業内容
本市では、東京2020パラリンピック競技大会の事前キャンプを契機に、アイルランドパラリンピック委員会とレガシー協定を締結しており、8月18日を両者の友好関係を思い出し、本市が共生社会の実現を再認識する日としている。そして、8月18日から8月24日までの1週間を本市における「共生社会ウィーク」と位置づけ、パラスポーツ体験会やパラスポーツ競技のパネル展示を行うなど、スポーツを通じた共生社会の実現に向けた取組を行っているところである。また、東京2020 パラリンピックを契機としたアイルランドとの共生社会応援プロジェクトにおいて、世界的な和太鼓奏者 林田ひろゆきさんと、アイルランドを代表するアイリッシュ・ブズーキ奏者 ドナル・ラニーさんにより共同作曲された「PARA Beats!」は、本市の共生社会推進のテーマ曲として活用しているところであり、より市民の皆様に親しんでいただけるよう令和5年度には作詞・編曲を行い「PARA Beats!~羽ばたこう!成りたい私へ~」を制作するなど、共生社会推進に向けた様々な取組を行っている。
■事業実施経緯
本市は、令和3年11月20日にアイルランドパラリンピック委員会とレガシー協定を締結しており、その中で8月18日を両者の友好関係を思い出し、本市が共生社会の実現を再確認する日としている。そして、レガシー協定を締結した際のイベントに参加していた日本パラリンピック委員会の河合委員長から「8月24日をジャパンパラリンピックデーとする計画を進めているところであり、成田市もいっそのこと、8月18日から24日までを『共生社会ウィーク』にしたらどうか」とご提案をいただき実現したもの。
■事業目的
年齢や性別、国籍や障がいの有無などに関わらず、誰もが生涯にわたって気軽にスポーツに親しみ楽しめるようスポーツを通じた共生社会の実現を目指す。
■主な活動領域
・パラスポーツの普及
・スポーツを通じた共生社会の推進
■主な事業方法
・パラスポーツのパネル展示
・パラスポーツ体験会 等
■事業成果
本市独自の取り組みが評価され、本年3月に自治体単独としては全国で初めて、スポーツ庁長官表彰を受賞している。また、これらの取組により市民の共生社会に対する意識醸成が図られているものと認識している。
■参加者や協力者の声
参加された方は、パラスポーツの体験などを通じて共生社会への理解促進が深まったという意見や、宣伝を強化してより周知していくできだという意見もあった。
■課題や教訓
パラスポーツの認知度が低いことから、今後も引き続き、パラスポーツ体験会などを通じてパラスポーツの普及に努めていく。
■事業関連WEBサイト
https://www.city.narita.chiba.jp/bunka_sports/ksw-sports-narita_report.html
- 実施期間
- 毎年8月18日~8月24日
- 実施エリア
- 日本・成田市
- スポーツ種目/プログラム種別
- パラスポーツ(ボッチャなど)
- 実施組織
- 成田市
- 支援対象者数
- 日本:836名