ナイジェリアハウス小山 スポーツ留学生交流 (2023)
■事業内容
ナイジェリアハウス小山(栃木県小山(おやま)市)の施設におけるナイジェリア人スポーツ留学生と地域住民との交流
■事業実施経緯
当社は、ナイジェリアの学生に日本へスポーツ留学をする機会を提供しているが、親元を離れて生活していくうえでの精神的なフォローや、留学生にとっても地域住民の方々にとっても、交流することでお互いを理解することが必要と感じたため。
■事業目的
スポーツ留学生の精神的なフォローと、地元の方々とスポーツや文化をとおして交流することで、国や人種を超えお互いを理解する。
■事業成果
日本の風習や文化に馴染めず、志半ばで帰国をしたり、日本人学生との間でのトラブル等がなくなった。また、外国人と接したことがない日本人の子供、また外国人に対する苦手意識がある高齢層と、スポーツや文化をとおして交流することで、お互いの偏見を無くすことに貢献している。なお、2024年の能登半島地震においては、石川県の高校に通う留学生の避難場所となり、その間のバスケットボールの練習については、小山市の大学や中学校の協力をいただきながら実施することができた。
■参加者や協力者の声
「大きくて、肌の色も違うから最初は苦手と思ったけれど、話しをしたら日本の子供と変わらない」(小山市の高齢者)
「日本以外の人と、いろいろ分かち合えるのが楽しいと思った」(スポーツで交流した小学生)
「ここに来ると楽しい。自分たちを理解して応援してくれる人がいるから」(ナイジェリア人留学生)
■課題や教訓
残念ながら、まだまだ一部では偏見があるので、両者が理解できるように尽力していきたい。
■主な活動領域・事業方法
スポーツを通じた教育
■事業関連WEBサイト
- 実施期間
- 2022年4月1日~2024年3月31日
- 実施エリア
- 日本
- スポーツ種目/プログラム種別
- バスケットボール
- 実施組織
- TAIYO株式会社
- 協同組織
- 白鷗大学 女子バスケットボール部、栃木県小山市立小山中学校 男子バスケットボール部
- 支援対象者数
- ナイジェリア1名、日本:100名