ラグビー国際交流推進事業 (2023)
■事業内容
2023年9月下旬、南フランス地域で開催されたアマチュアラグビークラブによる世界大会「第1回ワールドアマチュアラグビーフェスティバル」に「いわて釜石ラグビーフットボールクラブ」を派遣し試合を行うとともに、各国から派遣されたチームと交流を行った。
■事業実施経緯
釜石市と姉妹都市であり、同大会の中心となったディーニュ・レ・バン市から同大会への出場の打診があり、岩手県及び関係団体と協力してラグビー国際交流推進事業実行員会を設立。釜石市及び岩手県のアマチュアラグビー愛好家による上記チーム(計35名)を結成し派遣した。
■事業目的
①東日本大震災時の復興支援に対する感謝の発信、②ラグビーワールドカップ2019岩手・釜石開催のレガシーで生まれた新たな絆やレガシーの継承、③ラグビーを通じた国際交流による「ラグビー県いわて」「ラグビーのまち釜石」の今後のまちづくり
■事業成果
試合や試合後の交流会を通して、全ての参加チームへ復興支援の感謝を伝えることができた。また、大会実行委員長による主催者スピーチから、釜石市が被災して壊滅的なダメージを受けたにも関わらず、復興してラグビーワールドカップを開催することができたというストーリーに感銘を受けて同大会が開催されたものであると説明があり、RWC2019岩手釜石開催のレガシーが世界に継承されていることが確認できた。
■参加者や協力者の声
「大会参加を通して、世界に向け復興支援の感謝やRWC2019岩手・釜石開催のレガシーを伝えることができた。これらを活かし、「ラグビー県いわて」「ラグビーのまち釜石」の今後のまちづくりに活かしていきたい」(チームヘッドコーチ)
■課題や教訓
・各国との試合や交流はとても充実したものとなったが、派遣日程や大会日程が厳しく、後半になるにつれチームの疲労が色濃く見てとれた。
・海外との連絡調整の困難さ
■主な活動領域・事業方法
スポーツの普及、選手派遣・招へい
■事業関連WEBサイト
https://www.mondialrugbyamateur.com/en/home/
- 実施期間
- 2023年4月11日~2024年2月21日
- 実施エリア
- フランス
- スポーツ種目/プログラム種別
- ラグビー
- 実施組織
- 釜石市(ラグビー国際交流推進事業実行委員会)
- 協同組織
- 岩手県、釜石市、ラグビーのまち釜石推進協議会、岩手県ラグビーフットボール協会、釜石市ラグビーフットボール協会、日本製鉄釜石シーウェイブス、NPO法人スクラム釜石、釜石ラグビー応援団、釜石市国際交流協会、株式会社毎日元気、エックスコールエナジー&リソーシズ、株式会社岩手銀行
- 支援対象者数
- フランス:1050名、日本:100名、ニュージーランド:35名、ベルギー:35名、ウルグアイ:35名、南アフリカ:35名、スコットランド:35名、トンガ:35名、ルーマニア:35名、ウェールズ:35名、オーストラリア:35名、ジョージア:35名、アメリカ:35名、イングランド:35名、アルゼンチン:35名、チリ:35名