■事業内容

韓国から中学生野球の選抜チーム2チームを招致し、愛媛県西条市で開催された「西条ロータリークラブ旗争奪 SAIJO BASEBALL FESTIVAL 2024」に参加。西条市が進める合宿都市構想の一環として、地域との国際交流および中学生の競技力向上を目的に実施された。

■事業実施経緯

本事業は、2018年に現地エージェントであるSPS KOREAより韓国・京畿道の中学生野球チームの交流打診があったことを契機に開始された。以降、日韓の青少年を対象としたスポーツ交流として継続的に開催されてきたが、2020年からのコロナ禍により一時中断。その後、2024年に再開し、西条市の協力のもと大会を開催。地域の合宿受入態勢のモデル事業としても位置づけられ、スポーツを通じた国際交流と地域活性化の両立を目指す継続的な取り組みとなっている。

■事業目的

中学生世代を対象に、国際交流を通じた競技力の向上および視野の拡大を図ることを目的とし、韓国の選抜チームを日本へ招致。西条市の合宿都市構想と連携し、地域内の受け入れ環境の整備と国際的なスポーツ交流を促進することで、地域の活性化にも寄与する。

■主な活動領域

スポーツ・ツーリズム

■主な事業方法

イベント・大会開催支援

■事業成果

韓国選抜2チームを含む8チームによる国際大会を無事開催し、計15試合以上を実施。
韓国・日本の選手が混合で行う交流戦や、宿泊・食事の場での交流を通じて、異文化理解と友情の醸成が見られた。

■参加者や協力者の声

「地元の方々が温かく迎えてくれて、安心して参加できました」（韓国チーム・監督）
「普段とは違うチームと試合ができて、選手たちにとってとても貴重な経験になりました」（日本チーム・監督）

■課題や教訓

イベント企画における事前の調整について、日本チームと韓国チームとの試合のバランスや試合時間以外の観光スケジュール等の企画ニーズを汲み取ることに苦慮した。スポーツシーンだけではなく、観光コンテンツの肉付けを行うことで満足度が上がると思った。

■事業関連WEBサイト