■事業内容

日本の大学院生の海外インターンシップの受け入れ先として、希望派遣先との調整、滞在先の確保、ビザ等の入国時の調整、滞在中のケア、学生の興味に合わせた機会を提供できるよう支援する。

■事業実施経緯

筑波大学大学院スポーツ国際開発学研究科から依頼があり、コーディネートした。当初はスポーツ連盟でのインターンだったが、学生の研究課題が体育科教育だったため、教育省と調整を行い、スムーズなインターンシップを支援した。

■事業目的

パラオにとっては、体育科教育の充実、体育科教員へのよい影響、子供たちの国際交流。日本の学生にとっては、国際体験、研究手法の実践。

■主な活動領域

体育科教育

■主な事業方法

インターンシップ支援

■事業成果

筑波大のスポーツ国際開発研究は英語での課程であるせいか、日本人に多い語学力の壁がなく、アメリカなど他国のインターン生と遜色なく、現場での即戦力となり、より深い交流、資料（指導要領や基準など）の読み込みもでき、研究に生かせたことと思う。パラオ教育省にとっても、派遣先の学校の生徒にとっても、インターン生にとってもよい交流、経験ができた。

■参加者や協力者の声

帰りたくない（日本の学生）。国際開発の現場と現状を知ることができた（日本の学生）。よい助けになった（受け入れ先小学校）。一緒に働くことで学ぶことがたくさんあった（同僚の教員）。

■課題や教訓

JICAなどと比べて、渡航費や滞在費など学生の負担が大きい。期間が短いため「交流」以上の成果を期待できない。

■事業関連WEBサイト