体育教員養成カリキュラムの開発 (2024)
■事業内容
タイ・タクシン大学を訪問し、「Sports InjuryPrevention」のテーマで計2回の特別講義を実施するとと主に、協議会を開催し、体育教師養成カリキュラムの開発の方向性について議論した。
■事業実施経緯
教育系単科大学としての特色を有するタイ・タクシン大学との交流をきっかけに、体育教師養成に関するカリキュラムや学生交流について情報交換を重ね、相互理解と親睦を深めた。こうした交流を通じて、両国における体育活動時の事故防止に資する教員養成カリキュラムの共同開発に向けた取り組みを開始した。
■事業目的
日本、タイ両国の体育的活動の事故防止に向けた教員養成カリキュラムの開発
■主な活動領域
体育科教育
■主な事業方法
カリキュラム策定支援
■事業成果
桃山学院教育大学は、体育的活動における事故防止を目的に、教員養成カリキュラムの知見をタイ・タクシン大学と共有し、相互理解に基づく現地化を進めるとともに、カルチュラル・チューニングの手法を活用することで、現地の教育文化に即した安全教育の普及に貢献した。
■参加者や協力者の声
本活動への参加者からは非常に意義のある活動であったという声をいただいている。また、タクシン大学とは包括協定を締結し、継続した取り組みを進めている。
■課題や教訓
本学の教員養成カリキュラムをそのまま移植することは、社会文化的背景の違いから誤解や軋轢を生む可能性がある。
現地の教育文化に即した形で丁寧に調整・適応する必要があることが、今後の課題として明らかになった。
■事業関連WEBサイト
https://www.andrew-edu.ac.jp/news/2024/kfffnl0000000j05.html
- 実施期間
- 2024年8月4日~2025年2月7日
- 実施エリア
- タイ
- 実施組織
- 桃山学院教育大学
- 支援対象者数
- タイ:230名


