くしろタンチョウカップアイスホッケー交流戦2024 (2024)
■事業内容
◎交流戦事業 釧路に合宿に来ている大学生チームの交流戦を開催。無料で多くの方々に観戦していただく。
 ◎育成事業 大学生によるジュニアスクールを開催し地域貢献に役立てる。
 ◎情報事業 参加大学による大学の説明会を実施。
■事業実施経緯
釧路市では夏季に多くの大学がアイスホッケーの合宿を行っていることから、この機会を活用し、大学同士の交流戦を開催します。併せて、大学生によるアイスホッケー教室や各大学の説明会を実施することで、地域の活性化や若者と地域住民との交流促進につながると考えました。
■事業目的
日本最高レベルのアイスホッケーを間近で観戦できる機会を通じて、地域の子どもたちに大学進学やプロ選手、日本代表といった将来への夢や希望を育むきっかけを提供します。また、釧路をアジア有数の競技育成拠点として位置づけることで、地域社会および競技全体の発展に多方面でのプラス効果が期待されます。さらに、参加チームにとっても交流戦の存在が釧路合宿の付加価値となり、今後の継続的な訪問や定着へとつながります。
■主な活動領域
スポーツの普及と競技育成拠点化
■主な事業方法
イベント・大会開催支援
■事業成果
8月21日から25日にかけて、明治大学、中央大学、法政大学、同志社大学、関西学院大学、光云大学(韓国)、武修館高校の計7チームによる交流戦を開催し、各チーム4試合ずつを実施しました。期間中には、大学生によるジュニアアイスホッケースクール(参加者42名)および大学説明会も同時開催。ジュニアスクールは募集開始からわずか5日で定員に達するなど、地域の関心の高さがうかがえました。大学説明会では、学生や保護者が大学の「生の声」を直接聞くことができ、有意義だったとの声が多く、来年の開催を望む声も多数寄せられました。
また、韓国・光云大学の参加により交流戦は国際大会としての位置づけとなり、来年は韓国からさらに2チーム、国内からも2チームの参加希望が寄せられるなど、今後の発展が期待される大会となりました。
■参加者や協力者の声
【ジュニアスクール参加者・保護者より】
 「大学生が優しく丁寧に教えてくれて、子どももとても楽しそうだった。大学の雰囲気を感じられて進学への意識も高まったようです。」
 「短期間で定員に達したのも納得。もっと多くの子どもたちが参加できるよう、来年は枠を増やしてほしい。」
 【大学説明会参加者より】
 「パンフレットではわからない大学生活のリアルな話を聞くことができて、とても参考になった。」
 「アイスホッケーをきっかけに、進学先の選択肢が広がった。こうした機会は地方では貴重なので、ぜひ継続してほしい。」
 【協力スタッフ・関係者より】
 「大学と地域がつながるこのイベントは、まさに釧路ならでは。子どもたちの目が輝いていたのが印象的だった。」
 「韓国チームの参加で国際色も加わり、今後さらに大きな大会へと育てていける可能性を感じた。」
■課題や教訓
ジュニアスクールの定員超過により、参加希望者全員を受け入れられなかった
 大学説明会の時間や会場規模に限りがあり、十分な情報提供に課題
 国際チームの受け入れに関する通訳・運営体制の強化が必要
 全体のスケジュール調整や運営人員の確保において、今後の規模拡大を見据えた体制づくりが求められる
■事業関連WEBサイト
https://www.city.kushiro.lg.jp/bunkasports/sports/1015501/1015642/1012550.html
https://www.facebook.com/easthokkaidosc/posts/929698739192494?ref=embed_post
- 実施期間
- 2024年5月1日~2025年2月28日
- 実施エリア
- 日本
- スポーツ種目/プログラム種別
- アイスホッケー
- 実施組織
- くしろビエルマキプロジェクト実行委員会、NPO法人 東北海道スポーツコミッション
- 協同組織
- 【後援】 釧路市、 釧路市教育委員会、 釧路アイスホッケー連盟、 釧路市スポーツ協会、釧路商工会議所、 釧路市ビジネスサポートセンター、 (一社)釧路物産協会、(一社)釧路観光コンベンション協会 【協力】 (一財)釧路市スポーツ振興財団、NPO法人 東北海道スポーツコミッション、釧路市合宿誘致スーパーバイザー協議会
- 支援対象者数
- 韓国:47名




