パラリンピック参加選手インタビュー:イエメン 🇾🇪

イエメンのパラリンピック出場は1992年バルセロナパラリンピック以来、29年ぶりです。東京2020パラリンピックに出場する2人の選手は、2019年9月に国際パラリンピック委員会 (IPC)、アジアパラリンピック委員会 (APC)、日本パラリンピック委員会 (JPC)、日本スポーツ振興センター (JSC) が日本で開催したスポーツ・フォー・トゥモローワークショップでイエメンパラリンピック委員会が作成したナショナルワーキングプランに基づいて発掘・育成されたアスリートです。日本体育大学もトレーニングキャンプや参加資格取得のアドバイスなどの支援を続け、念願のパラリンピック出場が叶いました。

イエメンでは女性や障がい者がスポーツをすることは難しいですが、ベルケス アハメド ヘザム・タレシュ選手は家族の支援もあり、2011年に車いすテニスをはじめました。近年は女子車いすバスケットボールチームに所属して活動しています。砲丸投げ (F57) の競技歴は2年と短いですが、「パラリンピックは私にとって大きな夢です。自分の国のために、特に障がいのある女の子たちを励ますために、素晴らしいものを残したいと思っています」と力強く語ってくれました。

ナセブ ファテヘ モハンメド・アルラオアド選手は男性砲丸投げ(F57)に参加しますが、これまでにテニス、バスケットボール、パワーリフティングなど様々なパラスポーツで経験を積んできています。東京2020パラリンピックは特別な大会で、「イエメンが29年ぶりにパラリンピックに出場することに非常に興奮しています。メダル獲得を目指して全力を尽くします。もしメダルが取れなくてもあきらめず、次のパラリンピックに向けて練習に励みたいと思います」と前向きな姿を見せてくれました。
ふたりのパラリンピック挑戦が、内戦で苦しむ人々、障がいを持つ人々、社会参加を望む女性たちを励まし、パラスポーツを発展させていくことに期待したいです。

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